7月27日の株

 日経平均は3日ぶり反発。26日の米株式市場でダウ平均は82.05ドル高と13日続伸、

ナスダック総合指数は−0.12%と3日ぶり小反落。米連邦公開市場委員会FOMC)では

予想通り0.25ポイントの利上げ再開が決定し、無難に消化。ボーイングの好決算も寄

与した。一方、マイクロソフト半導体株の下落でナスダックは軟調に推移。米ハイ

テク株安や為替の円高などを背景に日経平均は144.65円安からスタート。ただ、米FOM

Cを無難に消化した安心感からすぐに切り返してプラス圏に浮上。韓国サムスン電子

どの決算を受けた半導体株高やメタ・プラットフォームズの決算を背景とした時間外

取引のナスダック100先物の上昇も支えに午後には32938.59円(270.25円高)まで上昇

した。一方、明日の日本銀行金融政策決定会合を前に様子見ムードも強く、その後

はもみ合いが続いた。

 

 大引け日経平均は前日比222.82円高の32891.16円となった。東証プライム市場の

売買高は13億3736万株、売買代金は3兆2267億円だった。セクターでは電気・ガス、保

険、その他製品を筆頭に全般上昇。一方、輸送用機器、建設、ガラス・土石のみが下

落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の61%、対して値下がり銘柄は34%

だった。

 

 日経平均は25日線を上抜けたことから買いに弾みが付いた形だが、このままの流れ

が続けば、早晩5日線と25日線がゴールデンクロスする可能性が高く、再び先高期待が

高まる可能性があるとの声が聞かれ始めている。ただ、日銀の金融政策決定会合の結

果のなか、現状維持との見方が多いが、イールドカーブコントロールの調整が行われ

るのではないかとの見方も残っており、結果を見極めたい状況だろう。国内でも主要

ハイテク企業などの決算発表が本格化するため、業績動向を確認したいと考える投資

家も多いようだ。

 

日経平均   32,891.16     +222.82   (+0.68%)

騰落レシオ(25日)  95.80

 

監視銘柄

(4503)アステラス製薬  2108   +14   (+0.67%)

(7203)トヨタ自動車   2320.5   -1.5   (-0.06%)

(3003)ヒューリック   1244   +5.5   (+0.44%)

(9432)NTT   160.8   0   (0.00%) 

(7189)西日本FH   1413   +18   (+1.29%)

(8766)東京海上   3219   +59   (+1.87%)

(8795)T&DHD   2179.5   +43   (+2.01%)

(8593)三菱HCキャピタル   915.4   +11.9   (+1.32%)

(7182)ゆちょ銀行   1141.5   +1.5   (+0.13%)

(8306)三菱UFJ   1079   +10.5   (+0.98%)

(3105)日清紡HD   1206.5   -2   (-0.17%)

(9303)住友倉庫   2444   0   (0.00%)

(6503)三菱電機   2070  -16   (-0.77%)

(1911)住友林業   3407   -16   (-0.47%)

(5706)三井金属鉱業   3322   +23   (+0.70%)

(6448)ブラザー   2230   -6   (-0.27%)

(8002)丸紅   2460   +31   (+1.28%)

(6141)DMG森精機   2427   -6   (-0.25%)

(9140)商船三井   3742   +32   (+0.86%)

 

取引  無

買付金額   7,496,698

評価損益合計   +7,794,304   (+103.97%)