日経平均は3日ぶり反発。26日の米株式市場でダウ平均は82.05ドル高と13日続伸、
ナスダック総合指数は−0.12%と3日ぶり小反落。米連邦公開市場委員会(FOMC)では
予想通り0.25ポイントの利上げ再開が決定し、無難に消化。ボーイングの好決算も寄
与した。一方、マイクロソフトや半導体株の下落でナスダックは軟調に推移。米ハイ
テク株安や為替の円高などを背景に日経平均は144.65円安からスタート。ただ、米FOM
Cを無難に消化した安心感からすぐに切り返してプラス圏に浮上。韓国サムスン電子な
どの決算を受けた半導体株高やメタ・プラットフォームズの決算を背景とした時間外
取引のナスダック100先物の上昇も支えに午後には32938.59円(270.25円高)まで上昇
した。一方、明日の日本銀行の金融政策決定会合を前に様子見ムードも強く、その後
はもみ合いが続いた。
大引けの日経平均は前日比222.82円高の32891.16円となった。東証プライム市場の
売買高は13億3736万株、売買代金は3兆2267億円だった。セクターでは電気・ガス、保
険、その他製品を筆頭に全般上昇。一方、輸送用機器、建設、ガラス・土石のみが下
落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の61%、対して値下がり銘柄は34%
だった。
日経平均は25日線を上抜けたことから買いに弾みが付いた形だが、このままの流れ
が続けば、早晩5日線と25日線がゴールデンクロスする可能性が高く、再び先高期待が
高まる可能性があるとの声が聞かれ始めている。ただ、日銀の金融政策決定会合の結
果のなか、現状維持との見方が多いが、イールドカーブコントロールの調整が行われ
るのではないかとの見方も残っており、結果を見極めたい状況だろう。国内でも主要
ハイテク企業などの決算発表が本格化するため、業績動向を確認したいと考える投資
家も多いようだ。
日経平均 32,891.16 +222.82 (+0.68%)
騰落レシオ(25日) 95.80
監視銘柄
(4503)アステラス製薬 2108 +14 (+0.67%)
(7203)トヨタ自動車 2320.5 -1.5 (-0.06%)
(3003)ヒューリック 1244 +5.5 (+0.44%)
(9432)NTT 160.8 0 (0.00%)
(7189)西日本FH 1413 +18 (+1.29%)
(8766)東京海上 3219 +59 (+1.87%)
(8795)T&DHD 2179.5 +43 (+2.01%)
(8593)三菱HCキャピタル 915.4 +11.9 (+1.32%)
(7182)ゆちょ銀行 1141.5 +1.5 (+0.13%)
(8306)三菱UFJ 1079 +10.5 (+0.98%)
(3105)日清紡HD 1206.5 -2 (-0.17%)
(9303)住友倉庫 2444 0 (0.00%)
(6503)三菱電機 2070 -16 (-0.77%)
(1911)住友林業 3407 -16 (-0.47%)
(5706)三井金属鉱業 3322 +23 (+0.70%)
(6448)ブラザー 2230 -6 (-0.27%)
(8002)丸紅 2460 +31 (+1.28%)
(6141)DMG森精機 2427 -6 (-0.25%)
(9140)商船三井 3742 +32 (+0.86%)
取引 無
買付金額 7,496,698
評価損益合計 +7,794,304 (+103.97%)