日経平均は3日ぶり大幅反落。19日の米株式市場でダウ平均は109.28ドル高と8日続
伸、ナスダック総合指数は+0.03%と3日続伸。決算を受けた銀行株の上昇が続いたほ
か、長期金利の低下がハイテク株を支えた。良好な経済指標を受けた景気後退懸念の
緩和も支援材料となった。一方、前日引け間際に大きく上昇していた日経平均は92.68
円安からスタート。米国市場の引け後に発表された決算を受けて電気自動車のテスラ
と動画配信サービスのネットフリックスが揃って時間外取引で大きく下落しているこ
とも嫌気され、下げ幅を広げる展開となった。今後の企業決算や来週の日米の金融政
策決定会合を前に様子見ムードが強まるなか商いは低調で、日経平均は後場も下げ幅
を拡大、引けにかけて32500円を割り込んだ。東証プライム市場の売買代金は5月11日
以来となる3兆円割れとなった。
大引けの日経平均は前日比405.51円安の32490.52円となった。東証プライム市場の
売買高は11億2516万株、売買代金は2兆9627億円だった。セクターでは精密機器、電気
機器、機械が下落率上位に並んだ。一方、鉱業、鉄鋼、不動産が上昇率上位に並ん
だ。東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の69%、対して値上がり銘柄は27%だっ
た。
東京市場は、来週に予定される日米の金融政策決定会合の結果待ちの状況で、全般
は模様眺めムードの強い展開が続くだろう。このため、企業決算や経済指標などを受
けた短期筋の売買に振り回される展開が続きそうだ。また、関係者からは、売買代金
など市場エネルギーが減少傾向にあり、先月までの相場上昇の勢いはなくなってきて
いるだけに、目先レンジ内の動きにとどまりそうだと見ている投資家が多いようだ。
日経平均 32,490.52 -405.51 (-1.23%)
騰落レシオ(25日) 92.10
監視銘柄
(4503)アステラス製薬 2070.5 +12.5 (+0.61%)
(7203)トヨタ自動車 2287 -4 (-0.17%)
(3003)ヒューリック 1216.5 +1 (+0.08%)
(9432)NTT 163.6 +1.1 (+0.68%)
(7189)西日本FH 1431 -19 (-1.31%)
(8766)東京海上 3163 -42 (-1.31%)
(8795)T&DHD 2082 -48 (-2.25%)
(8593)三菱HCキャピタル 879.1 -0.9 (-0.10%)
(7182)ゆちょ銀行 1133 0 (0.00%)
(8306)三菱UFJ 1071 -14 (-1.29%)
(3105)日清紡HD 1206 -0.5 (-0.04%)
(9303)住友倉庫 2390 +13 (+0.55%)
(6503)三菱電機 2050 -20.5 (-0.99%)
(1911)住友林業 3403 -36 (-1.05%)
(5706)三井金属鉱業 3225 -19 (-0.59%)
(6448)ブラザー 2207 +35.5 (+1.63%)
(8002)丸紅 2431.5 +13 (+0.54%)
(6141)DMG森精機 2447 -35 (-1.41%)
(9140)商船三井 3728 +28 (+0.76%)
取引 無
買付金額 7,496,698
評価損益合計 +7,598,132 (+101.35%)