日経平均は小反落。24日の米株式市場でダウ平均は183.55ドル高と11日続伸、ナス
ダック総合指数は+0.18%と3日ぶり反発。予想を上回る改善を見せた7月製造業の購
買担当者景気指数(PMI)やエネルギー会社シェブロンの好決算を背景に景気敏感株が
相場をけん引。一方、ナスダック100指数のリバランスや金利上昇などを背景にハイテ
クの上値は重かった。前日に大幅高となった日経平均は反動も意識され4.45円高と小
幅高でスタート。すぐに下落に転じると一時下げ幅を3桁に広げた。一方、中国政府の
景気対策期待を背景としたアジア株高や景気敏感株を中心とした買いが相場を下支え
した。今週に控える多くのイベントを前に持ち高を傾ける動きも限られ、後場は買い
戻しから午前の下げをほぼ帳消しにした。
大引けの日経平均は前日比18.43円安の32682.51円となった。東証プライム市場の売
買高は14億4079万株、売買代金は3兆877億円だった。セクターでは情報・通信、保
険、その他製品が下落率上位に並んだ。一方、鉱業、非鉄金属、石油・石炭製品が上
昇率上位に並んだ。東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の37%、対して値上がり
銘柄は59%だった。
東京市場は、中銀イベントを前に全般は模様眺めムードの強い展開を強いられてい
る。こうしたなか、米国では、コンファレンスボードによる7月の米消費者信頼感指数
やリッチモンド連銀製造業景気指数の発表が予定されている。米景気の後退懸念が一
段と広がるのかなど、景況感の動向と短期筋の動きには警戒が必要だろう。ただ、日
米の金融政策の行方を見極めるまでは、様子見ムードの強い展開が続きそうで、目先
は個別材料株を中心とした選別色が強まりそうだ。
日経平均 32,682.51 -18.43 (-0.06%)
騰落レシオ(25日) 95.55
監視銘柄
(4503)アステラス製薬 2080 -23 (-1.09%)
(7203)トヨタ自動車 2344.5 +20.5 (+0.88%)
(3003)ヒューリック 1238 +5.5 (+0.45%)
(9432)NTT 163 -4.4 (-2.63%)
(7189)西日本FH 1408 +17 (+1.22%)
(8766)東京海上 3180 -37 (-1.15%)
(8795)T&DHD 2121.5 +11 (+0.52%)
(8593)三菱HCキャピタル 902.9 +9.9 (+1.11%)
(7182)ゆちょ銀行 1137 +0.5 (+0.04%)
(8306)三菱UFJ 1071 +18 (+1.71%)
(3105)日清紡HD 1213.5 -0.5 (-0.04%)
(9303)住友倉庫 2436 +30 (+1.25%)
(6503)三菱電機 2101 +15 (+0.72%)
(1911)住友林業 3424 +11 (+0.32%)
(5706)三井金属鉱業 3298 +56 (+1.73%)
(6448)ブラザー 2223.5 +3 (+0.14%)
(8002)丸紅 2454 -9.5 (-0.39%)
(6141)DMG森精機 2456 +8.5 (+0.35%)
(9140)商船三井 3730 +17 (+0.46%)
取引 無
買付金額 7,496,698
評価損益合計 +7,948,873 (+106.03%)