7月13日の株

 日経平均は大幅反発。12日の米株式市場でダウ平均は86.01ドル高と3日続伸、ナス

ダック総合指数も+1.15%と3日続伸。6月消費者物価指数(CPI)が予想以上に鈍化

し、長期金利が大幅に低下するなかハイテク株を中心に買われた。一方、地区連銀経

済報告(ベージュブック)で成長鈍化の見通しが明らかになると景気減速懸念からダ

ウ平均は終盤にかけて上げ幅を縮小した。米株高を受けて日経平均は162.12円高の321

06.05円からスタート。為替の円高が一段と進行していたことで直後に32000円を割り

込む場面もあったが、切り返すとハイテク・グロース(成長)株を中心とした買い戻

しが続き、前場の段階で上げ幅は400円を超えた。後場も中国・香港株や時間外取引

株価指数先物の上昇を追い風に買いが続いたが、心理的な節目の32500円を前に上昇

は一服。その後はもみ合いとなった。

 

 大引け日経平均は前日比475.40円高の32419.33円となった。東証プライム市場の

売買高は11億9918万株、売買代金は3兆2829億円だった。セクターではサービス、電気

機器、精密機器が上昇率上位に並んだ一方、水産・農林、保険、空運が下落率上位に

並んだ。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の59%、対して値下がり銘柄は36%

だった。

 

前日の米CPIを受けて、7月FOMCが最後の利上げになるとの期待は高まっているが、

インフレとの闘いがまだまだ長引くという見方も依然として残っており、引き続き警

戒が必要だろう。米国では今夜、6月の卸売物価指数(PPI)の発表を控える。米国の

インフレがさらに鈍化すれば、米国株高を通じて日本株の再上昇も期待されるだろ

う。また、ウォラー米連邦準備制度理事会FRB)理事の講演も予定されている。景気

見通しに関する講演で、追加利上げについて、どこまで踏み込んだ発言が出てくるの

かにも投資家の関心が集まりそうだ。

 

 

日経平均   32,419.33     +475.40   (+1.49%)

騰落レシオ(25日)  102.50

 

監視銘柄

(4503)アステラス製薬  2008.5   -13.5   (-0.67%)

(7203)トヨタ自動車   2211.5   +13.5   (+0.61%)

(3003)ヒューリック   1187   -5   (-0.42%)

(9432)NTT   163.1   +0.1   (+0.06%) 

(7189)西日本FH   1416   -11   (-0.77%)

(8766)東京海上   3177   -21   (-0.66%)

(8795)T&DHD   2100   -54.5   (-2.53%)

(8593)三菱HCキャピタル   857.2   +0.2   (+0.02%)

(7182)ゆちょ銀行   1123.5   -12   (-1.06%)

(8306)三菱UFJ   1062   -7.5   (-0.70%)

(3105)日清紡HD   1180   +3   (+0.25%)

(9303)住友倉庫   2355   0   (0.00%)

(6503)三菱電機   2025  +18.5   (+0.92%)

(1911)住友林業   3343   +92   (+2.83%)

(5706)三井金属鉱業   3210   +7   (+0.22%)

(6448)ブラザー   2109.5   +25.5   (+1.22%)

(8002)丸紅   2362   +54.5   (+2.36%)

(6141)DMG森精機   2367   +16.5   (+0.70%)

(9140)商船三井   3537   +1   (+0.03%)

 

取引  無

買付金額   7,496,698

評価損益合計   +7,380,698   (+98.45%)