今週の日経平均は10週続伸。週末から株高基調が続き、12,13,14日の3日間に日経平均は1200円超も上昇した。消費者物価指数(CPI)や卸売物価指数(PPI)で米国のインフレ鈍化基調が確認されたことや、米連邦公開市場委員会(FOMC)を無難に消化したことが株高に弾みをつけた。
また、国内で衆議院解散を巡る思惑が強まったことも上昇に拍車をかけた。一方、週後半15日は後場寄り間もなくして高値を更新した後に失速し、5日ぶりに反落。週末は岸田総理が今国会会期中の衆議院解散を見送る考えを表明したことが失望感を誘い、続落して始まったが、昼頃に日銀金融政策決定会合の現状維持の結果が伝わると一転して買い優勢へと切り替わり、日経平均は反発した。
来週の東京株式市場は一進一退か。周辺は米国市場が祝日で休場、週後半22日からは端午節の関係で中国・香港市場も休場となる。経済指標の発表も少なく、全体的に手掛かり材料難のなか、主要中央銀行の金融政策決定会合を無難に消化したあく抜け感から、堅調な地合いが続きそうだ。
月後半にかけては株主総会が集中しており、株主還元の強化策などへの思惑が強まることも相場をサポートしよう。
日経平均 33,706.08 +220.59 (+0.66%)
騰落レシオ(25日) 110.61
監視銘柄
(4503)アステラス製薬 2292 +33.5 (+1.48%)
(7203)トヨタ自動車 2316 -4.5 (-0.19%)
(3003)ヒューリック 1255.5 +18.5 (+1.50%)
(9433)KDDI 4490 -33 (-0.73%)
(9432)NTT 4083 +2 (+0.05%)
(7189)西日本FH 1213 +15 (+1.25%)
(8766)東京海上 3370 +9 (+0.27%)
(8593)三菱HCキャピタル 804.7 +2.8 (+0.35%)
(7182)ゆちょ銀行 1092.5 +4 (+0.37%)
(1928)積水ハウス 2714 -33 (-1.20%)
(4005)住友化学 434.1 +2.4 (+0.56%)
(5929)ENEOS 486.7 +3 (+0.62%)
(3105)日清紡HD 1131 -2.5 (-0.22%)
(9303)住友倉庫 2403 +30 (+1.26%)
(6503)三菱電機 2037.5 -6 (-0.29%)
(1911)住友林業 3425 +16 (+0.47%)
(5706)三井金属鉱業 3582 -7 (-0.20%)
(5713)住友金属鉱山 4973 +46 (+0.93%)
(6448)ブラザー 2188.5 -11.5 (-0.52%)
取引 無
評価損益合計 +7,718,110 (+107.29%)