13日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり114銘柄、値下がり110
銘柄、変わらず1銘柄となった。
日経平均は反落。12日の米株式市場でダウ平均は17.73ドル安と4日ぶり反落、ナ
スダック総合指数は-1.03%と3日ぶり反落。消費者物価指数(CPI)の発表を13日に
控えるなか警戒感が上値を抑制。新製品発表にサプライズが乏しかった携帯端末の
アップルや決算が嫌気されたソフトウエアのオラクルの下落が重しになり、ハイテ
ク中心に下落した。米株安を受けて日経平均は34.08円安からスタート。為替の円安
を追い風に寄り付き直後は一時上昇に転じる場面もあったが、今晩の米CPIを前にし
た警戒感や中国・香港株が下げ幅を広げたことが重しになり、前引けにかけては軟
化。午後は手掛かり材料難のなか中間配当の権利取りを狙った買いなどでバリュー
(割安)株を中心に強含む場面もあったが、引けにかけては再び失速するなど方向
感に欠ける展開となった。
大引けの日経平均は前日比69.85円安の32706.52円となった。東証プライム市場の
売買高は14億7589万株、売買代金は3兆5483億円だった。セクターでは電気機器、建
設、精密機器が下落率上位に並んだ一方、ゴム製品、海運、陸運が上昇率上位に並
んだ。東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の58%、対して値上がり銘柄は39%
だった。
注目される米CPIについて、コアCPIは前年比4.3%上昇と7月の4.7%の上昇から鈍
化が見込まれている。来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)では、政策金利の据え
置きがコンセンサスとなっているが、その後の追加利上げの有無の思惑に繋がるだ
けに、インフレが沈静化するのか、それとも加速するのかに注目が集まるだろう。
また、CPIを波乱なく通過しても日米の金融政策決定会合という重要イベント前に積
極的に動きづらいと考える投資家は多く、目先的には、9月末の配当権利取りなどに
とどまりそうだ。
日経平均 32,706.52 -69.85 (-0.21%)
TOPIX 2,378.64 -1.27 (-0.05%)
騰落レシオ(25日) 123.29
監視銘柄
(4503)アステラス製薬 2187.5 -2 (-0.09%)
(7203)トヨタ自動車 2707.5 +50.5 (+1.90%)
(3003)ヒューリック 1317.5 -8 (-0.60%)
(9432)NTT 174.3 +1.4 (+0.81%)
(7189)西日本FH 1673 -3 (-0.18%)
(8766)東京海上 3491 +70 (+2.05%)
(8252)丸井G 2555.5 +16.5 (+0.65%)
(8593)三菱HCキャピタル 1025 +6 (+0.59%)
(7182)ゆちょ銀行 1287.5 +27 (+2.14%)
(8306)三菱UFJ 1317 +40 (+3.13%)
(3105)日清紡HD 1091.5 -2.5 (-0.23%)
(9303)住友倉庫 2524 -1 (-0.04%)
(6503)三菱電機 1889 -6 (-0.32%)
(1911)住友林業 4068 -62 (-1.50%)
(5706)三井金属鉱業 3950 +124 (+3.24%)
(6448)ブラザー 2453 -6.5 (-0.26%)
(8002)丸紅 2442.5 -9 (-0.37%)
(6141)DMG森精機 2651.5 -8 (-0.30%)
(9140)商船三井 4276 +66 (+1.57%)
取引 無
買付金額 7,635,668
評価損益合計 +7,167,523 (+93.87%)