17日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり75銘柄、値下がり150銘
柄、変わらず0銘柄となった。
日経平均は続落。16日の米株式市場でダウ平均は180.65ドル安と続落、ナスダッ
ク総合指数も−1.14%と続落。小売り企業の好決算が下支えも、中国経済の減速や
予想を上回る経済指標を受けた長期金利の上昇が重しになった。また、連邦公開市
場委員会(FOMC)議事要旨(7月開催分)で追加利上げの必要性が示唆されると終盤
にかけて売りが強まった。日経平均は144.84円安からスタート。来週のジャクソン
ホール会議を前にした警戒感が漂うなか、1ドル=146円台に突入した10カ月ぶりの
円安は支えにならず序盤から売りが先行。香港ハンセン指数の連日の大幅安も投資
家心理を悪化させ、日経平均は一時31309.68円(457.14円安)まで下落した。た
だ、その後は短期間での大幅安に伴う値ごろ感からの買いや売り方の買い戻しで下
げ渋り、安値から400円近く下げ幅を縮める場面もあった。
大引けの日経平均は前日比140.82円安の31626.00円となった。東証プライム市場
の売買高は13億7326万株、売買代金は3兆2977億円だった。セクターでは精密機器、
卸売、鉄鋼が下落率上位に並んだ一方、銀行、保険、ゴム製品などが上昇率上位に
並んだ。東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の66%、対して値上がり銘柄は3
1%だった。
東京市場は先行き不透明感が拭えない。米国で利上げが長期化することへの懸念
が拭えていないだけに、米国株式市場の不安定さに連動する可能性がある。また、
国内では1ドル=146円台へと円安が進んでいるものの、介入警戒感がくすぶってお
り、円安を好感した買いが入りにくいことも相場の重しになっているとの声も聞か
れる。さらに、中国の不動産企業の経営不安も積極的な売買を手控えさせる要因と
なる。
日経平均 31,626.00 -140.82 (-0.44%)
騰落レシオ(25日) 104.72
監視銘柄
(4503)アステラス製薬 2248 +16 (+0.72%)
(7203)トヨタ自動車 2377 +6.5 (+0.27%)
(3003)ヒューリック 1235.5 +2.5 (+0.20%)
(9432)NTT 163.2 +0.3 (+0.18%)
(7189)西日本FH 1410 +28 (+2.03%)
(8766)東京海上 3154 +52 (+1.68%)
(8252)丸井G 2410 -22 (-0.90%)
(8593)三菱HCキャピタル 884.3 -4.2 (-0.47%)
(7182)ゆちょ銀行 1158 +23 (+2.03%)
(8306)三菱UFJ 1099 +10.5 (+0.96%)
(3105)日清紡HD 1082.5 +7 (+0.65%)
(9303)住友倉庫 2396 -29 (-1.20%)
(6503)三菱電機 1814 -3 (-0.17%)
(1911)住友林業 4150 -39 (-0.93%)
(5706)三井金属鉱業 3430 -12 (-0.35%)
(6448)ブラザー 2467.5 -57 (-2.26%)
(8002)丸紅 2304.5 -46.5 (-1.98%)
(6141)DMG森精機 2592.5 +118 (+4.77%)
(9140)商船三井 3950 -25 (-0.63%)
取引 (8002)丸紅 2304.5 10株 買
買付金額 7,612,578
評価損益合計 +6,363,951 (+83.60%)