日経平均は続伸。304.36円高の33476.58円（出来高概算16億7000万株）で取引を
終えた。日銀の臨時オペを受けて円相場が1ドル＝142円台後半まで円安が進んだほ
か、前日の米国市場で主要株価指数が続伸したことも投資マインドを上向かせ、輸
出関連株やハイテク株中心に買いが先行してスタート。また、午後1時25分に発表し
たトヨタ<7203>の2023年4-6月期決算は、営業利益が市場予想を上回る1兆円に達
し、一時3％超の上昇となったことも投資家心理にプラスに働き、日経平均は大引け
間際に33488.77円まで上伸した。
東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1000を超え、全体の6割近くを占め
た。セクター別では、銀行、保険、サービス、化学の4業種を除く29業種が上昇。電
気ガス、海運、輸送用機器、医薬品の上昇が目立っていた。
前日の米国市場は、本格的な決算シーズンに入るなか業績期待が集まり、主要株
価指数は上昇。この流れが東京市場にも波及した。日銀の金融政策会合後に警戒さ
れた円高リスクが払しょくされたことで、円安傾向にあることも買い安心感につな
がった。午後にはいると、好決算を発表したトヨタが一段高となったことで、他の
輸出関連株にも買いが波及し、日経平均の上げ幅は一時300円を超えた。一方、市場
予想に届かなかった決算を発表した銘柄などへは持ち高調整の売りが優勢だった。
東京市場は主要企業の決算発表が本格化している。概ね良好な決算発表が続いて
いるとの指摘が聞かれるが、今後も主力企業の業績には注目が集まるだろう、ま
た、米国では今夜、7月のISM製造業景気指数や6月の雇用動態調査（JOLTS）求人件
数の発表が予定されている。米国の経済指標が強い結果となれば、円安に弾みがつ
く可能性もあり、東京市場の追い風になることも想定される。
日経平均 33,476.58 +304.36 (+0.92%)
騰落レシオ（25日） 110.46
監視銘柄
(4503)アステラス製薬 2130.5 +50 (+2.40%)
(7203)トヨタ自動車 2445.5 +59.5 (+2.49%)
(3003)ヒューリック 1219.5 +10 (+0.83%)
(9432)NTT 162.3 -0.6 (-0.37%)
(7189)西日本FH 1492 -20 (-1.32%)
(8766)東京海上 3250 -9 (-0.28%)
(8795)T&DHD 2318 +7 (+0.30%)
(8593)三菱HCキャピタル 942.4 +2.5 (+0.27%)
(7182)ゆちょ銀行 1158.5 -24.5 (-2.07%)
(8306)三菱UFJ 1133 -13 (-1.13%)
(3105)日清紡HD 1226.5 +5.5 (+0.45%)
(9303)住友倉庫 2467 +23 (+0.94%)
(6503)三菱電機 1920.5 -130.5 (-6.36%)
(1911)住友林業 3480 +51 (+1.49%)
(5706)三井金属鉱業 3378 +20 (+0.60%)
(6448)ブラザー 2232 +18.5 (+0.84%)
(8002)丸紅 2508 -5.5 (-0.22%)
(6141)DMG森精機 2455.5 +42 (+1.74%)
(9140)商船三井 3816 +141 (+3.84%)
取引 無
買付金額 7,537,078
評価損益合計 +7,161,649 (+95.02%)
