１１日の東京株式市場は方向感の定まらない地合いとなり、日経平均株価は前日終値を挟んでのもみ合いとなったが終値はプラス圏で着地した。
大引けの日経平均株価は前営業日比４円５４銭高の２万９１２６円７２銭と小反発。プライム市場の売買高概算は１３億１４８万株、売買代金概算は２兆９６２７億円。値上がり銘柄数は７４０，対して値下がり銘柄数は１０２１，変わらずは７３銘柄だった。
市場では「米国の債務上限問題で、米国債のデフォルトは考えにくいが、先行きの不透明感から積極的に買いづらい」との声が聞かれた。
今日の東京市場は模様眺めムードで方向感の見えにくい展開だった。前日の米国株市場では、発表された４月のCPIが事前予測とほぼ合致したことから、主要株価指数が高く始まったものの、その後は軟化傾向を示した。米長期金利の低下を背景にハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が上昇した一方、NYダウは小幅ながら３日続落となり、東京市場でも慎重なムードが漂った。外国為替市場でドル安・円高に振れたことも向かい風となっている。ただ、好決算銘柄が相次いで人気化し全体相場を支えた。半導体関連が総じて底堅い動きを見せたことも安心感を誘った。なお、TOPIXは小幅安で引けており、値下がり銘柄数は１０００あまりに達し値上がり数を上回った。
日経平均 29,126.72 +4.54 (+0.02%)
騰落レシオ（25日） 124.01
監視銘柄
(4503)アステラス製薬 2102 +6.5 (+0.31%)
(7203)トヨタ自動車 1916 -15.5 (-0.80%)
(3003)ヒューリック 1162 -1 (-0.09%)
(9433)KDDI 4312 +91 (+2.16%)
(9432)NTT 4189 -1 (-0.02%)
(7189)西日本FH 1103 -7 (-0.63%)
(8766)東京海上 2759.5 +3 (+0.11%)
(8593)三菱HCキャピタル 718 +5 (+0.70%)
(6178)日本郵政 1122 -8.5 (-0.75%)
(1928)積水ハウス 2796 -50 (-1.76%)
(4005)住友化学 450 -4 (-0.88%)
(5929)ENEOS 506 +25.6 (+5.33%)
(5334)日特殊陶 2561 -51 (-1.95%)
(9303)住友倉庫 2262 -44 (-1.91%)
(6503)三菱電機 1747.5 +7 (+0.40%)
(1911)住友林業 2952 -13 (-0.44%)
(5706)三井金属鉱業 3150 -130 (-3.96%)
(5713)住友金属鉱山 4466 -594 (-11.74%)
取引 無
評価損益合計 +855,462 (+33.85%)
