2024年4月26日の株

 日経平均は反発。306.28円高の37934.76円(出来高概算18億6000万株)で取引を

終えた。前日の急落の反動から押し目を拾う動きが先行して始まった。また、日銀

金融政策決定会合で金融政策の現状維持が決まったことから、短期筋中心に買い

戻しの動きも強まり、日経平均後場取引開始後に38097.54円まで上げ幅を広げ

た。ただ、大型連休を前にした持ち高調整の動きが中心だったほか、植田日銀総裁

の会見内容も見極めたいとの思惑もあり、買い一巡後は模様眺めムードが広がる場

面も見られた。

 

 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄数が1200に迫り、全体の7割超を占め

た。セクター別では、化学、電気ガス、陸運の3業種を除く30業種が上昇し、海運、

不動産、その他製品、医薬品、保険の上昇が目立っていた。指数インパクトの大き

いところでは、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、ダイキン<6367>、第一三共

<4568>が堅調だった半面、信越化<4063>、ファーストリテ<9983>、ディスコ<6146

>、ジェイテクト<6473>が軟化した。

 

 前日の米国市場は、この日発表された実質GDP国内総生産)成長率が市場予想を

下回り、PCEデフレータ(1-3月期)が上振れたことが悪材料となり、主要株価指数

は下落した。ただし、時間外取引マイクロソフト、アルファベットが買われてい

たなか、買い戻しの動きが先行した。午後に判明した日銀会合後は短期筋による先

物への買い戻しが強まり、日経平均は一時38000円台を回復する場面があった。個別

では、市場予想を上回る前期決算を発表したキーエンス<6861>が上伸した一方、市

場予想を下回る決算を発表した信越化が大幅安となった。

 

 植田総裁の会見では、追加利上げに関する手掛かりや、足元で進んでいる円安に

ついての見解を探ることになるだろう。また、来週のはじめには、米連邦公開市場

委員会(FOMC)、週末には4月の米雇用統計などの発表がある。さらに、日米で主要

企業の決算発表が続くなど重要イベントが目白押し。大型連休の谷間で3日立ち会い

となるが、短期筋の動向には引き続き注意が必要だろう。

 

日経平均   37,934.76      +306.28   (+0.81%)

TOPIX          2,686.48       +22.95    (+0.86%)

騰落レシオ(25日)  93.50

SOX指数 4,615.04    +88.84  (+1.96%)   (2024-04-25  17:15) 

監視銘柄

(4503)アステラス製薬  1,506    +51    (+3.51%)

(7203)トヨタ自動車   3,510   +13   (+0.37%)

(3003)ヒューリック   1,462.5   +38   (+2.67%)

(9432)NTT   168.2    -1.2   (-0.71%) 

(5019)出光興産    1,048    +25.5    (+2.49%) 

(8766)東京海上   4,902   +95   (+1.98%)

(8252)丸井G   2,428.5   +25.5   (+1.06%)

(8593)三菱HCキャピタル   1,011.5   +5.5    (+0.55%)

(7182)ゆちょ銀行   1,593    +8    (+0.50%)

(8306)三菱UFJ   1,552.5   +1   (+0.06%)

(3105)日清紡HD   1,183.5   +11.5   (+0.98%)

(9303)住友倉庫   2,603   +19    (+0.74%)

(6503)三菱電機   2,393    -4   (-0.17%)

(1911)住友林業   4,737    +15    (+0.32%)

(7272)ヤマハ発   1,406.5    -20   (-1.40%) 

(6448)ブラザー   2,796   +12   (+0.43%)

(8002)丸紅   2,706   +35.5   (+1.33%)

(6141)DMG森精機   4,167   +17   (+0.41%)

(7011)三菱重   1,345.5   +17.5   (+1.32%)

(1489)NF日経高配当50   2,277   +28   (+1.24%)

 

取引  無

買付金額   7,840,218

評価損益合計   +10,740,789   (+137.00%)