日経平均は3日ぶりに反発。97.69円高の33451.83円(出来高概算11億9000万株)
で取引を終えた。米国市場の取引終了後に決算を発表したエヌビディアが時間外取
引で軟調推移だったこともあり、東京市場は半導体関連株などを中心に売りが先行
して始まった。ただし、寄り付きの33182.99円を安値に切り返しており、前場中盤
には33593.50円まで上げ幅を広げる場面も見られた。ただし、後場に入ると、祝日
を前に積極的な売買が手控えられ、33400−33500円辺りでの保ち合いが続いた。
東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1000を超え、全体の6割超を占めた。
セクター別では、空運、石油石炭、鉱業の3業種を除く29業種が上昇し、繊維製品は
変わらず。海運、パルプ紙、非鉄金属、水産農林の上昇が目立っていた。指数イン
パクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、中外薬<4519>、KDDI<9433> 、
TDK<6762>が堅調だった一方、アドバンテス<6857>、東エレク<8035>、メルカリ<4385>が軟調だった。
前日の米国市場ではこのところの上昇の反動から利食い売りが先行し、主要株価
指数は下落。また、エヌビディアの決算も実績と見通しともに市場予想は上回るも
のの、織り込み済みで材料出尽くしと受け取る向きが多く、時間外取引で同社株が
下落していることも響き、日経平均は続落スタートとなった。しかし、前場終盤に
かけて「イスラエルが4日間戦闘を休止する」などと国内メディアが報じたため、地
政学リスクへの警戒感が和らぎ、短期筋による買い戻しの動きが強まり、日経平均
国内では中間配当金の支払いが始まっており、配当金総額は昨年の6兆5000億円規
模から今年は7兆7000億円規模に達するとの観測であり、配当再投資への期待も高
く、需給改善期待が相場を支えている。日米市場の休場明け後は年初から好パフォ
ーマンスとなっている日本株に注目が集まる可能性が高く、先高期待は根強いだろ
う。
日経平均 33,451.83 +97.69 (+0.29%)
TOPIX 2,378.19 +10.40 (+0.44%)
騰落レシオ(25日) 110.41
監視銘柄
(4503)アステラス製薬 1808.5 +1 (+0.06%)
(7203)トヨタ自動車 2728.5 -6.5 (-0.24%)
(3003)ヒューリック 1443 +19 (+1.33%)
(9432)NTT 173.1 -0.8 (-0.46%)
(7189)西日本FH 1671 +42 (+2.58%)
(8766)東京海上 3670 +39 (+1.07%)
(8252)丸井G 2248 +40 (+1.81%)
(8593)三菱HCキャピタル 959.8 +8.9 (+0.94%)
(7182)ゆちょ銀行 1445.5 -10.5 (-0.72%)
(8306)三菱UFJ 1264.5 +9.5 (+0.76%)
(3105)日清紡HD 1096.5 -1.5 (-0.14%)
(9303)住友倉庫 2424 +23 (+0.96%)
(6503)三菱電機 2050 -23.5 (-1.13%)
(1911)住友林業 3858 -26 (-0.67%)
(7272)ヤマハ発 3697 +34 (+0.93%)
(6448)ブラザー 2449.5 -15.5 (-0.63%)
(8002)丸紅 2320 +25 (+1.09%)
(6141)DMG森精機 2647 +3 (+0.11%)
(9140)商船三井 4019 +78 (+1.98%)
取引 無
買付金額 7,818,018
評価損益合計 +7,849,303 (+100.40%)