21日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり140銘柄、値下がり82銘
柄、変わらず3銘柄となった。
日経平均は4日ぶり反発。先週末18日の米株式市場でNYダウは4日ぶり反発。金利先
高観を受けた売りが先行したが、取引開始後は、24-26日に開催されるジャクソンホ
ール会合を控えた調整など、テクニカルな動きに終始し、終盤にかけてダウ平均は
プラス圏を回復した。今日の日経平均は102.09円高からスタート。日経平均が先週1
週間で1000円を超す下げとなったことから押し目買いが入りやすかった。前場の時
間帯に、中国人民銀行(中央銀行)が政策金利の引き下げを発表し、当面の材料出
尽くし感から日経平均は下げに転じる場面があった。しかし、香港ハンセン指数な
どがマイナス圏ながら落ち着いた値動きだったこともあり、日経平均はすぐにプラ
ス圏に転じた。その後は手掛かり材料に乏しい中、米長期金利の先高観や中国景気
懸念が継続し、株価の上値は重く、日経平均は後場は伸び悩んだ。
大引けの日経平均は前日比114.88円高の31565.64円となった。東証プライムの売買
高は11億68万株、売買代金は2兆5854億円だった。セクターでは電気・ガス業、鉱
業、不動産業などが上昇。一方、保険業、ゴム製品、機械などが下落した。東証プ
ライムの値上がり銘柄は全体の64%、対して値下がり銘柄は32%となった。
時間外取引での米長期金利は高値圏で推移するなど米金利の先高観は拭えていないほか、中国の景気後退懸念も根強く、東京市場は上値追いの動きは限られている。足元の不安材料が解消されていないだけに致し方のないところだろう。
今週は、24日からのジャクソンホール会合、25日のパウエル米連邦準備制度理事会(FR
B)議長の経済見通しに関する講演ぐらいしか注目材料はないだけに、全般は模様眺
めムードが強まりそうだ。
日経平均 31,565.64 +114.88 (+0.37%)
騰落レシオ(25日) 104.26
監視銘柄
(4503)アステラス製薬 2257.5 +26.5 (+1.19%)
(7203)トヨタ自動車 2356.5 +7.5 (+0.32%)
(3003)ヒューリック 1240 +6 (+0.49%)
(9432)NTT 161.7 -0.6 (-0.37%)
(7189)西日本FH 1390 +1 (+0.07%)
(8766)東京海上 3101 -45 (-1.43%)
(8252)丸井G 2408 +41 (+1.73%)
(8593)三菱HCキャピタル 893.2 +3.4 (+0.38%)
(7182)ゆちょ銀行 1153.5 -7.5 (-0.65%)
(8306)三菱UFJ 1093.5 -1 (-0.09%)
(3105)日清紡HD 1072 -11.5 (-1.06%)
(9303)住友倉庫 2446 +59 (+2.47%)
(6503)三菱電機 1774.5 -23.5 (-1.31%)
(1911)住友林業 3892 +1 (+0.03%)
(5706)三井金属鉱業 3492 +34 (+0.98%)
(6448)ブラザー 2415.5 +3 (+0.12%)
(8002)丸紅 2310.5 -4.5 (-0.19%)
(6141)DMG森精機 2524.5 -4 (-0.16%)
(9140)商船三井 3978 +13 (+0.33%)
取引 無
買付金額 7,635,668
評価損益合計 +6,166,236 (+80.76%)