6月14日の株

14日後場日経平均株価は、きのう付けたバブル経済崩壊後の最高値を更新し、1990年3月以来33年3か月ぶりの水準に浮上した。

朝方は、米利上げ見送り観測を背景に13日の米国株式が上昇した流れを受け、買いが先行した。円安・ドル高も支援し、日経平均前場早々にいったん3万3400円台に乗せた。その後、利益確定売りに伸び悩む場面もあったが、後場入り後は一段高となった。

外国人投資家の継続買いが観測されるとともに、株価指数先物に断続的な買いが入り、一時3万3665円52銭まで上伸した。衆議院の解散・総選挙観測による政策期待も後押し要因として意識された。その後は上値が重くなったが、下値は限定された。

 

東証プライムの出来高は16億4811万株、売買代金は4兆7554億円。騰落銘柄数は値上がり1195銘柄、値下がり579銘柄、変わらず60銘柄。

 

市場からは「上げが止まらず、とにかく強い。海外投資家の買いが続き、売り方の買戻しも加わり、上値のメドが立たない。敢えて言うなら、権利行使価格3万4000円のコール(買う権利)オプションの建玉が1万枚を超え、先行きコール売り手による225先物ヘッジ買いで上伸する場面も想定される。ただ、それを通過すれば、いったん調整に転じる可能性もある」との声が聞かれた。

 

日経平均   33,502.42     +483.77   (+1.47%)

騰落レシオ(25日)  109.66

 

監視銘柄

(4503)アステラス製薬  2286   -4.5   (-0.20%)

(7203)トヨタ自動車   2310   +136.5   (+6.28%)

(3003)ヒューリック   1220   +10.5   (+0.87%)

(9433)KDDI   4519   -2   (-0.04%)

(9432)NTT   4099   -11   (-0.27%)

(7189)西日本FH   1202   -5   (-0.41%)

(8766)東京海上   3326   +37   (+1.12%)

(8593)三菱HCキャピタル   780.2   +6.3   (+0.81%)

(7182)ゆちょ銀行   1082   -0.5   (-0.05%)

(1928)積水ハウス   2729.5   -0.5   (-0.02%)

(4005)住友化学   428.9   +3.4   (+0.80%)

(5929)ENEOS   483.8   +3.2   (+0.67%)

(3105)日清紡HD   1138.5   +29   (+2.61%)

(9303)住友倉庫   2362   +16   (+0.68%)

(6503)三菱電機   2033.5  +23.5   (+1.17%)

(1911)住友林業   3403   +28   (+0.83%)

(5706)三井金属鉱業   3559   +186   (+5.51%)

(5713)住友金属鉱山   4920   +271   (+5.83%)

(6448)ブラザー   2187   +13.5   (+0.62%)

 

取引 無

評価損益合計   +7,653,495   (+110.08%)