14日後場の日経平均株価は、きのう付けたバブル経済崩壊後の最高値を更新し、1990年3月以来33年3か月ぶりの水準に浮上した。
朝方は、米利上げ見送り観測を背景に13日の米国株式が上昇した流れを受け、買いが先行した。円安・ドル高も支援し、日経平均は前場早々にいったん3万3400円台に乗せた。その後、利益確定売りに伸び悩む場面もあったが、後場入り後は一段高となった。
外国人投資家の継続買いが観測されるとともに、株価指数先物に断続的な買いが入り、一時3万3665円52銭まで上伸した。衆議院の解散・総選挙観測による政策期待も後押し要因として意識された。その後は上値が重くなったが、下値は限定された。
東証プライムの出来高は16億4811万株、売買代金は4兆7554億円。騰落銘柄数は値上がり1195銘柄、値下がり579銘柄、変わらず60銘柄。
市場からは「上げが止まらず、とにかく強い。海外投資家の買いが続き、売り方の買戻しも加わり、上値のメドが立たない。敢えて言うなら、権利行使価格3万4000円のコール(買う権利)オプションの建玉が1万枚を超え、先行きコール売り手による225先物ヘッジ買いで上伸する場面も想定される。ただ、それを通過すれば、いったん調整に転じる可能性もある」との声が聞かれた。
日経平均 33,502.42 +483.77 (+1.47%)
騰落レシオ(25日) 109.66
監視銘柄
(4503)アステラス製薬 2286 -4.5 (-0.20%)
(7203)トヨタ自動車 2310 +136.5 (+6.28%)
(3003)ヒューリック 1220 +10.5 (+0.87%)
(9433)KDDI 4519 -2 (-0.04%)
(9432)NTT 4099 -11 (-0.27%)
(7189)西日本FH 1202 -5 (-0.41%)
(8766)東京海上 3326 +37 (+1.12%)
(8593)三菱HCキャピタル 780.2 +6.3 (+0.81%)
(7182)ゆちょ銀行 1082 -0.5 (-0.05%)
(1928)積水ハウス 2729.5 -0.5 (-0.02%)
(4005)住友化学 428.9 +3.4 (+0.80%)
(5929)ENEOS 483.8 +3.2 (+0.67%)
(3105)日清紡HD 1138.5 +29 (+2.61%)
(9303)住友倉庫 2362 +16 (+0.68%)
(6503)三菱電機 2033.5 +23.5 (+1.17%)
(1911)住友林業 3403 +28 (+0.83%)
(5706)三井金属鉱業 3559 +186 (+5.51%)
(5713)住友金属鉱山 4920 +271 (+5.83%)
(6448)ブラザー 2187 +13.5 (+0.62%)
取引 無
評価損益合計 +7,653,495 (+110.08%)