今日の東京市場はリスクオンの地合いが継続した。前日の米国株市場でハイテク株を中心に買いが優勢だったことを受けて、日経平均上値追い基調を強め大引けで3万3000円台に乗せた。朝方高く始まった後、先物主導で上げ幅を拡大、一時は690円あまり水準を切り上げる局面も。市場のセンチメントが強気に傾き、空売り筋の買戻しを誘発して上げ足を一気に強めた。半導体関連や人工知能関連株への物色人気が盛り上がり、全体相場を押し上げた。この日の夕方に岸田総理の少子化対策に関する記者会見が控えており、解散・総選挙への布石との思惑が買いを後押ししたとの見方もある。
ただ、全面高商状ではなく、値上がり銘柄数は全体の58%にとどまった。一方、売買代金は4兆1000億台と高水準に膨らんでいる。
米国の利上げ長期化への懸念は一旦後退したが、3年・5年先の期待インフレ率はわずかに上昇しており、依然として警戒は必要だろう。また、米国では今夜、5月のCPIが発表される。コア指数が明確にピークアウトした様子が明らかになれば、FOMCでの利上げ見送りへの見方が強まるだけに、米国株高を通じた日本株買いの流れが続く可能性があり、CPIを受けた米国市場の動きに注目が集まっている。
日経平均 33,018.65 +584.65 (+1.80%)
騰落レシオ(25日) 102.37
監視銘柄
(4503)アステラス製薬 2290.5 +13.5 (+0.59%)
(7203)トヨタ自動車 2173.5 +104.5 (+5.05%)
(3003)ヒューリック 1209.5 -4.5 (-0.37%)
(9433)KDDI 4521 +47 (+1.05%)
(9432)NTT 4110 -8 (-0.19%)
(7189)西日本FH 1207 +21 (+1.77%)
(8766)東京海上 3289 +57 (+1.76%)
(8593)三菱HCキャピタル 773.9 +4.6 (+0.60%)
(7182)ゆちょ銀行 1082.5 -4.5 (-0.41%)
(1928)積水ハウス 2730 +22.5 (+0.83%)
(4005)住友化学 425.5 -0.5 (-0.12%)
(5929)ENEOS 480.6 -1.8 (-0.37%)
(3105)日清紡HD 1109.5 +6 (+0.54%)
(9303)住友倉庫 2346 +9 (+0.39%)
(6503)三菱電機 2010 +6.5 (+0.32%)
(1911)住友林業 3375 +37 (+1.11%)
(5706)三井金属鉱業 3373 +11 (+3.40%)
(5713)住友金属鉱山 4649 -6 (-0.13%)
(6448)ブラザー 2173.5 +17.5 (+0.81%)
取引 無
評価損益合計 +7,420,045 (+106.72%)