8月15日の株

東京株式市場で日経平均は、前営業日比178円98銭高の3万2238円89銭と、反発して取引を終えた。米ハイテク株高を好感し、指数への寄与度の大きい半導体関連株が買われて指数を押し上げた。買い一巡後は、中国経済への懸念がくすぶる中、戻り待ちの売りが上値を抑えて伸び悩んだ。

日経平均は312円高でスタートし、一時344円高の3万2403円93銭に上昇

した。前日の海外市場で米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が5営業日ぶりに反発し半導体関連株が買われたほか、取引開始前に発表された4─6月期の国内総生産(GDP)1次速報値の伸びが2020年10─12月期以来の大きさで実額では過去最高となったことを好感する動きが先行した。

GDPは外需が成長をけん引した一方、個人消費がマイナスに転じ内需の弱さも意識

されたが「インバウンド需要は輸出に含まれるため、全体でみた国内消費は悲観するほど弱くはない」との見方も聞かれた。

 

中国経済への警戒感はくすぶっている。中国人民銀行の利下げ発表後に公表された7

月の鉱工業生産は前年比3.7%増、小売売上高は前年比2.5%増で、いずれも前月から伸びが鈍化し市場予想も下回った。日本株への影響はひとまず限定的と受け止められたものの「中国政府による追加対策への期待感があるようだが、やや楽観的すぎる印象」との声もあった。

 

TOPIXは0.41%高の2290.31ポイントで取引を終えた。東証プライム

市場指数は前営業日比0.41%高の1178.62ポイント。プライム市場の売買代金は3兆0675億1500万円だった。東証33業種では、値上がりは海運や鉄鋼、その他 金融など24業種で、値下がりはガラス・土石製品や石油・石炭製品、金属製品など9業種だった。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1061銘柄(57%)、値下がりは71

5銘柄(38%)、変わらずは59銘柄(3%)だった。

 

日経平均   32,238.89    +178.98   (+0.56%)

騰落レシオ(25日)  112.22

 

監視銘柄

(4503)アステラス製薬  2213.5   -10.5   (-0.47%)

(7203)トヨタ自動車   2419   +11   (+0.46%)

(3003)ヒューリック   1235   -3   (-0.24%)

(9432)NTT   164   -0.2   (-0.12%) 

(7189)西日本FH   1424   -17   (-1.18%)

(8766)東京海上   3106   +26   (+0.84%)

(8252)丸井G   2467   -10   (-0.40%)

(8593)三菱HCキャピタル   903   +2   (+0.22%)

(7182)ゆちょ銀行   1153.5   +17.5   (+1.54%)

(8306)三菱UFJ   1121.5   +11.5   (+1.04%)

(3105)日清紡HD   1100   -2   (-0.18%)

(9303)住友倉庫   2431   +12   (+0.50%)

(6503)三菱電機   1844   -5.5   (-0.30%)

(1911)住友林業   4014   +102   (+2.61%)

(5706)三井金属鉱業   3550   +7   (+0.20%)

(6448)ブラザー   2545   -35.5   (-1.38%)

(8002)丸紅   2428   +18.5   (+0.77%)

(6141)DMG森精機   2474   +26.5   (+1.08%)

(9140)商船三井   4058   +43   (+1.07%)

 

取引  無

買付金額   7,565,978

評価損益合計   +6,671,184   (+88.17%)