4月15日一周忌の法要

本日は父の一周忌の法要。

法要は命日の当日に行うのが理想ですが、実際には参列者の都合もあり、最近は週末に行うことが多いです。必ず命日より早めの日に行うのが慣わしだそうです。

一周忌までが喪中(もちゅう)で、この日をもって喪(も)が明けることになります。

ということで、4月19日が命日だが早めに法要を行うので、喪中が明けるのは19日になるということでしょう。

 

父はコロナにかかり、亡くなりました。

陽性と診断とされたときは熱もなく元気で、救急車を呼んだときも昼食中だったので、周りの方が焦っていたような感じでした。

今思えばあの時、父と交わした日常会話が最後となったわけです。

救急車はコロナ陽性で高齢ということで保健所の指示で呼んだのだが、家族は同乗できず向かう病院名だけ告げられ、入院の準備をして慌ただしく病院に向かったこと覚えています。

コロナにかかると当人も家族もこんなに大事(おおごと)なのかと、改めて知ることになりました。

父が入院して数日後、私も熱が出てきて「もしや」と思ったら検査の結果陽性でしたが、入院ではなく自宅隔離で2週間ほど部屋にこもりっきり。

これは息が詰まりそうになりながらも、家族に迷惑かけたなあと思います。

特に妻には、感謝しかありません。

 

父は私が自宅隔離中に症状が急に悪化し、そのまま亡くなりました。87歳でした。

亡くなる前数日はつらい思いをし最後の見送りもなく人生を終えたけど、大好きな畑仕事を直前までやっていて、大好きなプロレスも見れていたので、幸せな人生であったと思います。

ただ父がいなくなって思うことは、生前もっと色々な話をすれば良かったと思う。

今更だけど・・・。