日銀は15-16日に開く金融政策決定会合で、金融政策の現状維持を決める公算が大きい。企業の価格転嫁の広がりや春闘での高い賃上げ率を受け、物価上振れの可能性を指摘する声がある一方で、基調的な物価上昇率は2%目標までまだ距離があるとの見方が根強い。賃金上昇を伴う物価目標の持続的・安定的な実現に向け、粘り強く金融緩和を続ける方針を改めて確認するとみられる。
米国株高やSQを波乱なく通過したことでリスク選好ムード高まる。日経平均は3日ぶりに反発。前日の米国市場でハイテク関連株が中心に買われた流れを引き継いで、買いが先行して始まった。また、6月限の株価指数・オプションの特別清算指数(SQ)算出日を波乱なく通過したことで、再び外国人投資家の資金流入に対する期待感もあり、日経平均は大引け間際に32304.04円まで上げ幅を広げた。
東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1500を超え、全体の8割超を占めた。セクター別では、海運、空運、石油石炭、鉱業の4業種を除く29業種が上昇。卸売、電気ガス、医薬品、ゴム製品、機械の上昇が目立っていた。
日経平均 32,265.17 +623.90 (+1.97%)
騰落レシオ(25日) 103.40
監視銘柄
(4503)アステラス製薬 2259.5 +25.5 (+1.14%)
(7203)トヨタ自動車 2051.5 +27.5 (+1.36%)
(3003)ヒューリック 1195 +8.5 (+0.72%)
(9433)KDDI 4472 +68 (+1.54%)
(9432)NTT 4133 +75 (+1.85%)
(7189)西日本FH 1159 +28 (+2.48%)
(8766)東京海上 3221 +38 (+1.19%)
(8593)三菱HCキャピタル 770.2 +2.6 (+0.34%)
(7182)ゆちょ銀行 1078.5 +5 (+0.47%)
(1928)積水ハウス 2763 -27 (-0.97%)
(4005)住友化学 425.9 +0.7 (+0.16%)
(5929)ENEOS 481.6 -1.1 (-0.23%)
(3105)日清紡HD 1082 +4.5 (+0.42%)
(9303)住友倉庫 2325 +32 (+1.40%)
(6503)三菱電機 1982 +23 (+1.17%)
(1911)住友林業 3313 +71 (+2.19%)
(5706)三井金属鉱業 3246 +32 (+1.00%)
(5713)住友金属鉱山 4625 +57 (+1.25%)
(6448)ブラザー 2160 +39.5 (+1.86%)
取引 無
評価損益合計 +7,312,427 (+103.93%)