東京株式市場で日経平均は、続落して取引を終えた。短期的な急上昇による過熱感が意識されたほか、翌日のメジャーSQ(特別清算指数算出)を控え、需給要因での利益確定売りが優勢となった。特にこれまで株高の流れをけん引してきた指数寄与度の大きい銘柄や、ハイテク株が軟調だった。
市場では、この日の下落について「何か悪材料が出たわけでもなく、SQ前の特殊な動き」との指摘が聞かれた。
一方、「今後も、これまでの上昇の反動による調整が入る可能性もある」として、株価の下押しリスクを警戒する声もあった。「日本株は4-5月に大幅上昇したので、目先は機関投資家を中心とした大きめの金額のリバランスの売りが発生するのではないか」と予想する。日経平均の下値めどとしては、節目の3万円程度が意識されやすいという。
東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄が1200を超え、全体の7割近くを占めた。セクター別では、海運、電気ガス、石油石炭など10業種が上昇。一方、精密機器、情報通信、その他製品など23業種が下落した。
日経平均 31,641.27 -272.47 (-0.85%)
騰落レシオ(25日) 95.55
監視銘柄
(4503)アステラス製薬 2234 -26 (-1.15%)
(7203)トヨタ自動車 2024 +2 (+0.10%)
(3003)ヒューリック 1186.5 -7.5 (-0.63%)
(9433)KDDI 4404 -11 (-0.25%)
(9432)NTT 4058 -49 (-1.19%)
(7189)西日本FH 1131 -1 (-0.09%)
(8766)東京海上 3183 -34 (-1.06%)
(8593)三菱HCキャピタル 767.6 -1.7 (-0.22%)
(7182)ゆちょ銀行 1073.5 +12.5 (+1.18%)
(1928)積水ハウス 2790 -12.5 (-0.45%)
(4005)住友化学 425.2 +0.1 (+0.02%)
(5929)ENEOS 482.7 +3.6 (+0.75%)
(3105)日清紡HD 1077.5 +3.5 (+0.33%)
(9303)住友倉庫 2293 +3 (+0.13%)
(6503)三菱電機 1959 -1.5 (-0.08%)
(1911)住友林業 3242 -7 (-0.22%)
(5706)三井金属鉱業 3214 -3 (-0.09%)
(5713)住友金属鉱山 4568 +4 (+0.09%)
(6448)ブラザー 2120.5 -6 (-0.28%)
取引 無
評価損益合計 +7,111,549 (+101.07%)