1日の東京株式市場は、終始買い優勢の地合いだった。日経平均株価は寄り付きに2万9000円大台を回復し、その後も大台を割り込む場面はなかった。
大引けの日経平均株価は前営業日比266円74銭高の2万9123円18銭と3日続伸。プライム市場の売買高概算は12億2921万株、売買高概算では3兆1184億円。値上がり銘柄数は1355,対して値下がり銘柄数は417,変わらずは63銘柄だった。
今日の東京市場は投資家のリスク選好ムードが高まり、日経平均株価は上値指向の強い地合いだった。寄り付きに2万9000円台に乗せ、前場に若干伸び悩む場面はあったものの、後場は再び頑強な展開できょうの高値圏で売り物をこなしきった。前週末の米国株市場でNYダウをはじめ主要株価指数が揃って上昇、更に外国為替市場で急速に円安が進行したことが、全体相場に追い風となった。GWの狭間で、新たに渦中の米地銀が破綻するなど不安材料も意識されたが、一方では低PBR株や好決算企業などが個別に買われ、物色意欲の強さを物語っていた。値上がり銘柄数は全体の74%を占めた。売買代金は前週後半から3営業日連続で3兆円を上回るなど、ここにきて活況となっている。
日経平均・日足は「小用線」となった。ポリンジャーバンドのプラス2シグマ付近に上昇した。窓を開けての上昇からは、勢いの強さがうかがえる。バンドに沿う値動きとなってトレンドの継続が示唆されるバンドウォークを続けるかが焦点。一方、プライム市場騰落レシオは138.85%と引き続き高く、過熱感もくすぶる。
監視銘柄
(4503)アステラス製薬 2093 +45 (+2.20%)
(7203)トヨタ自動車 1874 +17 (+0.92%)
(3003)ヒューリック 1168 +1 (+0.09%)
(9433)KDDI 4276 +28 (+0.66%)
(9432)NTT 4180 +31 (+0.75%)
(7189)西日本FH 1134 +8 (+0.71%)
(8766)東京海上 2736.5 +16.5 (+0.61%)
(8593)三菱HCキャピタル 709 +5 (+0.71%)
(6178)日本郵政 1126 +8 (+0.72%)
(1928)積水ハウス 2810.5 +20.5 (+0.73%)
(4005)住友化学 460 +2 (+0.44%)
(5929)ENEOS 485.7 +3.7 (+0.77%)
(5334)日特殊陶 2647 -187 (-6.60%)
(9303)住友倉庫 2253 -1 (-0.04%)
(6503)三菱電機 1752.5 +73.5 (+4.38%)
(1911)住友林業 2971 +46 (+1.57%)
(5706)三井金属鉱業 3255 +25 (+0.77%)
(5713)住友金属鉱山 5029 +20 (+0.40%)
取引 無
評価損益合計 +830,121 (+32.85%)