日経平均は大幅続伸。27日の米株式市場でダウ平均は524.29ドル高と3日ぶり大幅反発。経営難に陥っている地銀のファースト・リパブリック・バンクの株価が下げ止まり、金融システム不安が後退したことで上昇して始まった。また、ハイテクのメタ・プラットフォームズの決算を好感した買いが相場を押し上げた。ナスダック総合指数は+2.42%と大幅に続伸。米株高を引き継いで日経平均は248円高からスタート。寄り付き後はもみ合いが続いたが、後場に入って日銀の金融政策決定会合で政策の現状維持が発表されると、為替の円安が加速し先物主導で上昇していく展開となった。日経平均は引けにかけて上げ幅を広げ、年初来高値を更新して終えた。
大引けの日経平均は前日比398.76円高の2万8856円44銭となった。東証プライム市場の売買高は15億8744万株、売買代金は3兆7751億円だった。
セクターでは電気・ガス・機械・輸送用機器が上昇率上位となった一方、銀行のみが下落となった。東証プライム市場の値上がり銘柄全体の90%、対して値下がり銘柄は8%だった。
監視銘柄
(4503)アステラス製薬 2048 +67 (+3.38%)
(7203)トヨタ自動車 1857 +32 (+1.75%)
(3003)ヒューリック 1167 +25 (+2.19%)
(9433)KDDI 4248 +79 (+1.89%)
(9432)NTT 4149 +50 (+1.22%)
(7189)西日本FH 1126 +26 (+2.36%)
(8766)東京海上 2720 +50.5 (+1.89%)
(8593)三菱HCキャピタル 704 +8 (+1.15%)
(6178)日本郵政 1118 +15.5 (+1.41%)
(1928)積水ハウス 2790 +34 (+1.23%)
(4005)住友化学 458 +3 (+0.66%)
(5929)ENEOS 482 +5.2 (+1.09%)
(5334)日特殊陶 2834 +19 (+0.67%)
(9303)住友倉庫 2254 +15 (+0.67%)
(6503)三菱電機 1679 +17 (+1.02%)
(1911)住友林業 2925 +63 (+2.20%)
(5706)三井金属鉱業 3230 +20 (+0.62%)
(5713)住友金属鉱山 5009 +12 (+0.24%)
取引 無
評価損益合計 +772,494 (+30.57%)