日銀の植田和男総裁は25日、参院財政金融委員会で、大規模な金融緩和で膨らんだ日銀のバランスシートについて「必ずしも正常な中央銀行のバランスシートではない」と述べた。特に国債は定量的な大きさの問題、ETFは持っていてよいのかという質的な問題があると認識を示した。現状は2%の物価目標を実現していない状況のため、その間はこうした状態が続くのは「仕方がない」との見方を示した。
日経平均は83円安と小幅に続落してスタート。米債務上限問題を巡る懸念などから、指数寄与度の大きい銘柄一角が軟調だった。ただ、その後はプラス圏に浮上し、後場に入ると日中高値を更新して一時約207円高の30889.98円まで上昇した。好調な売上高予想を発表した米エヌビディアが時間外取引で急騰し、東京市場でも主力の半導体関連株が買われ指数をけん引した。その後大引けにかけては徐々に上げ幅を縮めた。
米債務上限問題や海外景気への懸念がくすぶる中、外部環境で悪材料が出た場合は一気に3万円を割ると思われる。
日経平均 30,801.13 +118.45 (+0.39%)
騰落レシオ(25日) 114.39
監視銘柄
(4503)アステラス製薬 2341 +17 (+0.73%)
(7203)トヨタ自動車 1938.5 -18 (-0.92%)
(3003)ヒューリック 1193 -10 (-0.83%)
(9433)KDDI 4349 -66 (-1.49%)
(9432)NTT 4119 -12 (-0.29%)
(7189)西日本FH 1072 +2 (+0.19%)
(8766)東京海上 3046 -9 (-0.29%)
(8593)三菱HCキャピタル 765 +1 (+0.13%)
(6178)日本郵政 999.7 -18.3 (-1.80%)
(1928)積水ハウス 2843.5 -20.5 (-0.72%)
(4005)住友化学 430 -3 (-0.69%)
(5929)ENEOS 479.1 +0.2 (+0.04%)
(5334)日特殊陶 2627 -13 (-0.49%)
(9303)住友倉庫 2251 -21 (-0.92%)
(6503)三菱電機 1785 +1 (+0.06%)
(1911)住友林業 3140 +15 (+0.48%)
(5706)三井金属鉱業 3155 -5 (-0.16%)
(5713)住友金属鉱山 4278 -104 (-2.37%)
取引 無
評価損益合計 +6,044,587 (+85.91%)