5月22日の株

日経平均は8営業日続伸。先週末19日の米株式市場でNYダウは3日ぶり反落。債務上限問題の解決期待を受けた買いが先行して始まった。その後パウエル議長が追加利上げに慎重な考えを示したが、債務上限交渉の中断が報じられると下げに転じた。また、さらなる銀行合併が必要になるかもしれないとのイエレン財務長官の発言も株価のおもしになった。

米株安を受けた今日の日経平均は72.64円安からスタート。高値警戒感から利益確定売りが出やすかった。一方、引き続き海外投資家などによる日本株の見直し買いが指摘され、取引開始後は下値を売り急ぐ動きはなく、市場では株価の下値は堅いとの見方が広がり、日経平均は取引開始後に上げに転じた。また、朝方は軟調だったダウ平均先物が下値の堅い展開となったことも東京市場で安心感となり、日経平均後場は上げ幅を拡大する動きとなった。

 

大引の日経平均は前日比278.47円高の31086.82円となった。

東証プライムの売買高は11億5980万株、売買代金は3兆45億円だった。セクターでは保険業、空運業、陸運業などが上昇。一方、銀行業、その他金融業、精密機器などが下落した。東証プライムの値上がり銘柄は全体の67%、対して値下がり銘柄は29%となった。

 

90年7月末以来約33年ぶりに31000円台の大台を回復して取引を終えた。

 

日経平均  31,086.82     +278.47   (+0.90%)

騰落レシオ(25日)  129.85

 

監視銘柄

(4503)アステラス製薬  2309   +41   (+1.81%)

(7203)トヨタ自動車   1950   -9.5   (-0.48%)

(3003)ヒューリック   1207   +1   (+0.08%)

(9433)KDDI   4489   +19   (+0.43%)

(9432)NTT   4204   +80   (+1.94%)

(7189)西日本FH   1073   +2   (+0.19%)

(8766)東京海上   3024   +163.5   (+5.72%)

(8593)三菱HCキャピタル   767   0   (0.00%)

(6178)日本郵政   1035   -0.5   (-0.05%)

(1928)積水ハウス   2938   +27   (+0.93%)

(4005)住友化学   428   +2   (+0.47%)

(5929)ENEOS   473.7   +3.5   (+0.74%)

(5334)日特殊陶   2643   +20   (+0.76%)

(9303)住友倉庫   2282   +40   (+1.78%)

(6503)三菱電機   1807.5  +52.5   (+2.99%)

(1911)住友林業   3165    +90   (+2.93%)

(5706)三井金属鉱業   3160   0   (0.00%)

(5713)住友金属鉱山   4406   +25   (+0.57%)

 

取引 無

評価損益合計   +6,190,134   (+87.98%)