18日の東京株式市場は、日経平均株価が前営業日比480円高の3万573円と大幅高で6日続伸。前日の米国株市場でNYダウが400ドルを超える上昇を示し、ハイテク系グロース株の占める比率が高いナスダック指数も急伸し上昇率でダウを上回ったが、このリスクオンの流れをそのまま引き継ぐ格好となった。
前日に1年8カ月ぶりに3万円大台に乗せた日経平均だったが、今日はやれやれ売りなどというコンセプトとは全く次元の異なる猪突猛進型の上げ相場に突入した。
一時は前日比で570円あまり上昇し3万667円まで駆け上がり、21年9月につけたアベノミクス相場における高値3万670円にあと3円に迫る場面があった。目を見張る勢いといってよい。
足元の外国人買い加速の背景には、日銀の超緩和政策を背景とした円キャリートレードによる日本株買いという手法も市場筋の間で静かな話題となっている。今の日経平均の上昇は不合理とは言わないまでも、規格外の強気相場であることを論をまたない。ただし、この超強気が形容している部分は「日経平均」や「TOPIX]といった全体指数であって、相場の実態や個人投資家の懐具合とは大分隔たりがある。
個人投資家マインドを如実に映す信用評価損益率の方が相場の実態に近い。
日経平均 30,573.93 +480.34 (+1.60%)
騰落レシオ(25日) 138.59
監視銘柄
(4503)アステラス製薬 2243.5 +4.5 (+0.20%)
(7203)トヨタ自動車 1955.5 +27.5 (+1.43%)
(3003)ヒューリック 1207 -1 (-0.08%)
(9433)KDDI 4499 -35 (-0.77%)
(9432)NTT 4155 -12 (-0.29%)
(7189)西日本FH 1131 +12 (+1.07%)
(8766)東京海上 2865 +1.5 (+0.05%)
(8593)三菱HCキャピタル 765 +5 (+0.66%)
(6178)日本郵政 1046 -9 (-0.85%)
(1928)積水ハウス 2938.5 +31 (+1.07%)
(4005)住友化学 432 +5 (+1.17%)
(5929)ENEOS 475.7 -1.2 (-0.25%)
(5334)日特殊陶 2626 +42 (+1.63%)
(9303)住友倉庫 2249 -14 (-0.62%)
(6503)三菱電機 1745 -2 (-0.11%)
(1911)住友林業 3075 -10 (-0.32%)
(5706)三井金属鉱業 3170 -50 (+1.60%)
(5713)住友金属鉱山 4407 +72 (+1.66%)
取引 無
評価損益合計 +924,946 (+36.60%)